父ちゃん、人生はラテン系♪?

人生、楽しくいきましょうや♪

【想い出】もし野球をしていたら 後編

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【あらすじ】
中学一年生のとき。
冬場のトレーニングの時期に、弱小サッカー部が、名門野球部と合同練習。

父ちゃん始め、弱小サッカー部員は、名門野球部の厳しさに戦々恐々。
遅れを取ると、腕立て伏せとかの罰ゲームも待っている。

でも、練習を重ねるうちに、若い身体は適応していく。


ある日。
レクリエーションとして、サッカー部VS野球部で、サッカーの試合を行うことになった。

弱小サッカー部といえど、サッカーで野球部に負けるわけにはいかない。

名門野球部の部員で、キックオフ前に、上から目線で話す奴がいた。

「サッカーで、俺達が勝ったら、お前ら、全員クビだな。」
















……冗談じゃねえ!なめんじゃねーぞ!

サッカー部員で円陣を組む。

絶対に勝つ!
これで負けたら、シャレにならねーぞ!
一生、俺たちは笑いもんだ!



スコアは忘れたが、圧勝したと記憶している。
弱小には弱小なりのプライドがあった。

名門野球部の連中も、「サッカーになると、さすがに強いな」と少しだけ見直してくれた。


父ちゃん、サッカーでは、ゴールキーパーだった。

肩が強かったので、ボールをキャッチすると、キックせずに、投げてフィードしていた。
投げるほうがキックするよりコントロールも正確。
少年野球の名残だ。

野球部顧問の三井先生。
サッカーボールを投げる父ちゃんを見て、声をかけてきた。

「BJ、肩が強いじゃないか。」

そうですか?一言で会話は終える。


合同練習で、50mダッシュの勝ち上がりトーナメントをしたことがあった。

父ちゃん、かけっこは早かった。
1回戦、2回戦と勝ち上がり、決勝のベスト5に残る。
サッカー部員で決勝に進んだのは、父ちゃんだけだった。

決勝前。
名門野球部員と弱小サッカー部員が見つめる中、野球部顧問の三井先生が、楽しそうに解説をする。


「さぁさぁ、面白い勝負になりました。勝つのは誰か。
野球部なのか、はたまた、サッカー部代表のBJ君が意地を見せるのか。」

決勝では負けた。順位は覚えてない。

決勝後、三井先生が一言。
「みんな、ナイスファイト!BJは、3位だったか?」

翌日。三井先生の国語の授業があった。
授業が終わった直後。
三井先生が、クラスメート全員に向かって、嬉しそうに語る。

「昨日、野球部とサッカー部とで、50mダッシュのトーナメントをしたんですが。
BJ君、速かったですねぇ。カッコよかったですねぇ。」

おや?名指しですか。
中学一年生の父ちゃん。自尊心をくすぐられる。

後に、三年時で野球部主将を務めることになるクラスメートが話しかけてくる。

『おい、BJ。三井先生は、BJに目をつけたぜ。
三井先生、「BJは、あんなに肩が強いのに、なぜ、野球部に入らないんだ?」って、俺に聞いてきたからな。』

「へぇ~そうなんだ。」

「どうだ。BJ。この際、野球部に入らないか?
BJは、元々、サッカーより野球の方が得意だろう?」


三年生のとき。
父ちゃんは、弱小サッカー部主将。
しかし、中学最後の市民大会で、脆くも、1回戦負け。

これに対し、名門野球部は、市民大会で優勝。
東京都大会でも、準決勝まで勝ち上がり、都大会三位という快挙を成し遂げた。
名門チームの歴史の中でも、特に素晴らしい成績を残す。
野球推薦で、甲子園を狙う高校に進学した者もいた。


夏の終わりのある日。



野球部主将に、都大会で、三位とはスゲーなと会話したときに。
野球部主将のさりげない一言。

「BJ、エースの野口の球は、物凄く速いぜ。
お前がキャッチャーしても、怖くて、絶対に捕れないね。
打ったって、かすりもしないよ。」

そうか。野口がね。

父ちゃん、少年野球では、野球部主将と同じチーム。
野口も同じチームだったが、目立たない存在。
少年野球では、外野を守っていたんじゃないかな。思い出せない。
中学で、頑張ったんだろうな。


名門野球部との合同練習。
厳しかった。だからこそ、いい想い出になっている。

と同時に、もし、野球部に入部、又は転部していたら?

人生の分岐点。そのときは、分岐点とは気づかない。
時間が経過した後、あのときが分岐点だったと気づく。

人生、微妙に変わったかもしれないよな。


想い出話、おしまい。
独り善がりの話にお付きあい頂き、ありがとうございました。

書いていて、とても楽しかったですね。
とても古い話なのに、書き進めるうちに、色々なことを思い出しました。

当初の想定以上に、長くなりましたが。
まだまだ書けそうだけど、止めておきます(笑)

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Comment

キクチ  

たいへん楽しませていただきました。
「もしアノ子と恋に落ちてたら 前編」も読みたいです!

2015/08/21 (Fri) 14:59 | EDIT | REPLY |  

BJ  

Re: キクチさん

お付きあい、ありがとうございました。

>「もしアノ子と恋に落ちてたら 前編」
→「40歳の再会」というタイトルで、10年後くらいに書こうと思います(笑)

2015/08/22 (Sat) 06:58 | EDIT | REPLY |  

まや  

勝ってよかった(;^_^A

サッカー部、勝ってよかった(;^_^A

まあ、いくらなんでも
負けるのはあり得ないと思いつつも
読んでてドキドキしましたw

「たられば」は無いと思いつつも
もしこっちだったら?と思う選択はありますよね〜
僕自身は高校進学ですが。

もしBJさんが野球部だったら
ラテンのノリがスポ根寄りになってそうな気がしますので
ブログとしては、今の方を支持します( ´ ▽ ` )ノ

2015/08/22 (Sat) 17:18 | EDIT | REPLY |  

BJ  

Re: まやさん

身体能力は、野球部が優れていたので、キックオフ前は、真剣な表情で、円陣を組みました。
弱小サッカー部が一丸となったのは、あのときだけかもしれません(笑)

>僕自身は高校進学ですが。

おや?何か想い出深そうな感じですね。
ブログにされたら、いかがでしょうか?
自分を振り返るって、楽しいですよ。
今回、私もブログにして、とても楽しかったので(笑)



2015/08/22 (Sat) 17:41 | EDIT | REPLY |  

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